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佐々木 健
JAERI-M 82-006, 24 Pages, 1982/02
原子構造を計算するための自己無撞着Dirac-Fock法の自然な拡張である多重電子配位Dirac-Fock法の理論的構成について比較的精しい解説を行なった。この論文で導かれた数式は、これまでDesclanxやGrantの論文に書かれている諸式よりも正確であり、また精しいので、この方法を具体化した彼等の計算プログラムのアルゴリズムの解読をより容易にするであろう。また、Desclanxプログラムの主要な欠点とされる適用上の制限、すなわち、一電子ハミルトニアンの非対角行列要素を生ずるような電子配位を混合されてはいけない、という禁忌について、かなり精しい分析を行なった。最後に、この制限を克服するための一つの提案を行なった。